今年も無事に検見川の秋の恒例イベントになったチャリティーレースが終了しました。
例年になく遅い台風の影響があったりして、今年は直前まで、かなり気をもみましたが、天候に恵まれ、ガスティーながら風にも恵まれました。
参加者はいつも当日受付。
今年は何人集まるのかな・・・? これも、いつも気をもむことです。
今年はレースに参加してくれた方が24名。それ以外にも募金だけをしてくれた方が12名。トータル36名。
ダック、トリトン、J-85クラブ、マイレーサーフ。何時も検見川に集まる地元のショップから参加者が集まり、ショップのオーナーさん達は運営の手伝い。
ほんと手作りの大会です。
参加者は今までで最多だったんじゃないかな・・・。
レース翌日に、わざわざ募金のみを届けてくれた方もいました。
みなさん本当にありがとうございました。

ガスティーな風は6.5でもオーバーの難しいコンディションで、応援しながら見ている方もハラハラするレース展開。
皆、大きな声で仲間を応援して、自分の出番は頑張って、本当に笑顔で楽しそうでした。
チーム戦は、初めての方同士でもチームの為に頑張るから、すぐにコミュニケーションが取れる。それが何よりの楽しさを生んでいると思います。
今年は遠く静岡から参加してくれた方もいて、地道に続けてきたイベントが、少しづつ皆の中で大切で楽しいイベントになってきている気がした。
検見川の浜に集まるウインドサーファーの交流イベント。
ウインドサーフィンはもちろん楽しいが、一緒に乗る仲間がいるから楽しさも倍増する。
どんなにいいコンディションでも、一人で乗っていたら絶対に飽きる。
一緒に笑える仲間がいてこそ楽しい。

毎年ウインドサーフィンを始めるビギナーの子たちが検見川の浜で育っています。
その子たちが少し乗れるようになったら出たいイベントとして、更に定着するよう来年も頑張りたいと思います。
「検見川の浜」は多くのウインドサーファーが集まる風の街にある海。
何時も行けば楽しそうな笑顔が沢山ある海。
そう言い伝えられるようにね~!!
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~ 成績表 ~ 
午前中は個人の出走、午後はタスキリレー。総合優勝はBチーム!!おめでとうございます。


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~ 募金先紹介 ~ 
何れも地元磯辺で、自分達の力で立ち上げた小さな小さな福祉施設です。
チャリティーレースでは、こういった地元の民間で運営する小さな施設にチャリティーをすることも目的です。
ワークホーム「くるみ」さん

「障がいを持った方が一緒に暮らせる街づくりを」と、いう考えのもと、5年前に地元の方で立ち上げられたのが「くるみ」です。
立ち上げには磯辺地区の住民の方の多大な協力があったそうです。
行政から生活保護を受けていても、人との繋がりは行政は助ける事が出来ない。
くるみは、地域の障がいを持った方同士の交流の場であり、又、障がいを待たない方との交流の場です。
一人きりで、先々の人生に対し不安になっていた方達が、このワークホームで明るく生き生きとしています。
働いている方が、ここで得られる給料は一日¥500なんだそうです。ですが、それが一番の目的では無く、毎日出掛けて、人と話が出来る場が近くにある事が何より大事だそうです。
又、磯辺地区は高齢者が多いことから、一人きりの老人も多く、引きこもりがちになってしまうのだそうです。
人が出会い、交流が生まれる場所。
火曜日に「くるみサロン」を開いている目的は、そこにあるのだそうです。
地域の交流の場としても、「くるみ」は愛されている場所です。それは、自分達にとっては、週末の検見川の海の様なもんですね。


 
毎週火曜日のくるみサロンでは蕎麦と、うどんが販売されます。

手作りの商品が販売されています。
 

「カフェバルコニー」さん

社会に適応しづらい方が、社会的自立を図る為の支援を「地域の茶の間」として、住民との交流を通して行っています。開設から3年目です。
社会に適応しづらい方とは、精神障がいを持った方の事です。

カフェバルコニーは、代表者の藪下さんの息子さんが精神障がいだったことから、始まった場所です。自宅を開放し、レストラン(茶の間)とし、そこを訪れる人に挨拶をする事、そこに出す料理を作る為に包丁を持つ事、火を扱う事に馴れ、そして、その技術をもって、本当のレストランを開業し、そこで働けるようにしていきたいのだそうです。
精神障がいは社会的にまだまだ認知されておらず、見た目は普通の人と見分けがつかず、社会で適合していくことが難しい障がいなのだそうです。

何時、人格が豹変するかが分からない病気で、自覚が無い。
急に怒り出し、家族や他人を傷つけてしまったり、自分を傷つけてしまうのだそうです。
ストレスが原因なわけでは無く、豊かな国でも貧しい国でも100人に一人の割合で、その障がいを持った人がいるそうです。自覚症状が無いのだから、本人は分からない・・・。
特別な治療法も無く、薬で抑えているだけなのだそうです。
地域で、この障がいを持った方が、ここで働き、社会に適合する為の訓練を行っています。
今は自宅を改造したレストランですが、資格が取れた子が生まれているので、本格的な場所でレストランを開業できる日を応援したいですね。
火曜日と金曜日に営業されるカフェ 

検見川の浜で、「くるみ」さんや「カフェバルコニー」さんが作る料理が食べれるお店が開店したら、いいだろうな~。 
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 ~ 募金納入報告 ~ 2013/10/30
昨年よりも¥16.000(8人分も多い)トータル¥72.000の寄付金が集まり、半分づつお渡しして来ました。
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テキストby 検見川ビーチ連盟 岩下
 

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 検見川ビーチ連盟